臨活:読書のアウトプット

臨活:臨月に行う活動と評してみた。活動は何でもよい。

自分で有意義と思えれば。有意義かどうかは、

・活動中に自分が気持ちよく感じられるかどうか

・活動後も自分に良い影響があるかどうか

というものに限定する。

 

今日の臨活:読書のアウトプット

 著:牧田幸祐、 題名:教わる力 

この本を読むきっかけは、著者への興味だ。

この著書は経営やコンサルティングを専門としているらしいが、それらの勉強過程で知ったのではなく、Newspicksというニュースアプリのコメントがとてもユニークで印象に残っていた。そのコメントが端的でわかりやすく私好みだったのと、ラーメン次郎を絡めて言及しているのがチャーミングで素敵だなと思った。女はギャップに弱いのだ。何かのコメントで自信の著書を推薦されており、内容もそそられるものだったので、のっかてみた。

 

著書まとめ;

教える、伝えるなどのテクニックに比べて、教わる、学ぶテクニックに関する著書は少なく、「教わる側」のテクニック不足により学業や仕事での成果が不十分であるケースが多々ある。本書では「教わるテクニック」を紹介している。

 「教わる」の手順は、

 ①現在地の確認

 ②目的地の設定

 ③目的地到達までのルート候補の選定

 ④ルート候補の選択

 ⑤ルート候補の決定

それぞれ、①~⑤を踏襲するのにポイントがあったりする。

その中で、自身に置き換えて考えた場合の重要な点は、

②目的地の設定でのポイント、知る、分かる、できる この3ステップの違い

を明らかにすること。今まで「教わる」「学ぶ」時に、この3ステップのうち、せいぜい「知る」頑張って「分かる」までしか到達していなかった。「できる」レベルまで到達しないと自信の知識として応用できず、ただの刹那的な自己満足になってしまうので、今後は注意したい。この「できる」の定義は、教えられる、そらでプレゼンできるレベル、スポーツであれば体現できるレベルとここで理解した。

③ルート候補の選定、としては人を真似ることを挙げていた。

また、読書テクニックとして、序章、目次に着目し、必要項目だけ読む、もし自分の判断軸が試されるような内容であれば、それとの差異を比較することを紹介していた。

③~⑤を人の判断軸を借りながら、行い自身の判断軸を養い、目的を達成するのに必要なルートを選定、選択を自身でもできるようなってくると、3ステップの「できる」レベルに到達できるようになるのではないかと考えた。

 

これらの本を元に臨活を考えると、次のような行動が考えられる。

 ・「教わる」に関する他の著書を読む

 ・自分の現在地、目的地を設定する

 ・目的地の設定に関しては、クリティカルシンキング、サンクコストを意識する

  =最重要課題の設定、リターンやメリットが期待できない投資、労力を辞める

 ・目的地を設定する際には、「できる」レベルを目指すこと

  =ブログに書く 等

 ・「読書」を手段として選ぶ際には、序章、目次、まとめ読みを活用する