妊娠中も運動(バレエ)を続けてみた⑦ 妊娠後期~臨月
産休に入り、だいぶお腹が妊婦らしく見えてきて、レッスンでもできないパが
増えてきたけれども、身体に負担のないようなレッスン時や振りの時は通常通りに
参加してた。楽しいのよね、やっぱり。
週毎に大きくなるお腹に他の生徒さんも声かけてくれたり、お腹を触ってくれたり
いい胎教だったなって思う。
さすがに先生から、臨月に入ってからはレッスンは辞めておきなさいと言われたので
臨月以降は、自宅近所のマタニティのピラティスに参加することにした。
この時期まで、レッスンに参加することを了承してくれた先生やそれを心良く受け入
れて下さり、バーの運搬などを変わってくださった生徒さん達に本当に感謝です。
<妊娠経過>
34週5日 妊婦体重:+9.1㎏、血圧や尿蛋白、浮腫など問題なし
胎児体重:1823g、相変わらずの子ぶりだが、胎児発育曲線内に収まり
母体環境良好かつ胎動も良好なため経過観察。
36週0日 妊婦体重:+10.2㎏、血圧や尿蛋白問題なし
胎児体重:2086g、NST:問題なく、小ぶりながらも元気に成長中。
エコーであくびしてるのが分かってとても可愛かった!
※本当は37週からNST(胎児の心拍検査)を行う予定らしいですが、
年末年始の長期休暇に入ること、小ぶりであることのリスクヘッジのために
1週早く実施してくださいました。
37週4日 妊婦体重:+9.6㎏、血圧や尿蛋白問題なし
胎児体重:2320g、NST:問題なし
<バレエ経過>
・週2回のレッスンは継続、そのうち1回は、入門クラスもしくは入門初級クラスへ変更
・バレエ翌日もしくはバレエ後はかなり疲労感が募るので、十分に休息するのと、
レッスン間隔は1日を空けるように意識した。
・36週2日が最終レッスン日。12月に入ってからの入門クラスの振りは、バヤデールの
「太鼓の踊り」。結構激しいやつなので、1回だけ踊って後はお休みした。
・それぞれのクラスの最終レッスン日には、先生や生徒さんに感謝とご挨拶をして
無事に終了。
私が通っていたバレエ教室:先生も生徒さんも気の良い方ばかりです。
産後も早く復帰したいなぁ。
妊娠中も運動(バレエ)を続けてみた⑥ 経過:妊娠中期~
無事に安定期に突入し、身体は心なしか楽になってきた。
ご飯も無理なく美味しく食べれるようになりも、今思えば妊娠初期のつわりみたいなものがあったんだなと自分の鈍さを痛感する。
先生や助産師からも葉酸はもう飲まなくても良いと言われたので、ここで私は葉酸の服用を終了とした。
妊娠中期に入って、心なしかレッスン後に恥骨結合部分や股関節が痛くなることがあったので、骨盤ベルトを普段の生活で着用することに。この骨盤ベルトと日々のレッスンや筋トレのたまものか、腰痛などの整形外科的な症状はなく経過。私が利用したものは、「ワコール」の骨盤ベルト
〈妊娠経過〉
24週2日
妊婦体重:+5.2㎏、血圧や尿蛋白、浮腫など問題なし
胎児体重:612g、性別が判明し「姫」、羊水量正常とのことで、赤ちゃんの生育環境
に重要な要素らしい。
29週0日
妊婦体重:+6.8㎏、血圧や尿蛋白、浮腫など問題なし
胎児体重:記録忘れも医師より「小ぶり」「逆子」を指摘される。
小ぶりだし、この時期にはよくあることなんだそう。
特に原因や気を付けることはないので普通に過ごすように言われた。
※ちなみに「the pregnant athlete」によれば、妊娠中も運動しているアスリートには
よくあることらしい。器官とかは正常なので、気にしすぎないように
引き続き十分な栄養と水分、睡眠摂取をこころがけるようにと記載されていた。
32週2日 やっと産休!! 気持ちも体もとっても楽になった!
妊婦体重:+7.7㎏、血圧や尿蛋白、浮腫など問題なし
胎児体重:1562g、逆子は解消。
医師より引き続き小ぶり指摘も、胎児発育曲線内には収まっていること、
羊水量や胎盤の血流量は正常で母体環境に問題はなく、胎動があり
胎児状態も悪くないことから経過観察で良いでしょう診断
〈バレエ経過〉
・週2回のレッスンは継続。他の予定でたまに週1回になることも
・週2回のレッスンのほかに、筋トレは継続。この時期は四つ這いバランス、
仰向けでhip up
・レッスン内容は変わらず、サンジュマンははねずに順番を追って、
アレグロでのパのコンビネーション練習は、お腹の張り具合を見ながら参加。
・基礎練習後の振りは、休みながら参加。それでもやっぱり音楽に体を合わせて
動かすのは楽しい。
〈注意したこと〉
・お腹が大きくなってきて反り腰になりやすいので、普段の生活はもちろん、
特にプリエは骨盤の傾きに注意した。
・レッスン中の栄養補給も意識するように。なるべく食後血糖値が上がり
にくいようなものを摂取。たまに、食べたいものを食べるけど。
・練習は無理をせず、お腹が張り過ぎるときは休むように。
※何よりも自分の体と対話しながら運動することが大事!!!!
参考図書でも何度も出てきたフレーズ。
妊娠中も運動(バレエ)を続けてみた⑤ 経過:妊娠初期~
色々勉強した結果、私の健康状態であれば妊娠初期でも大丈夫であろうと判断し、
バレエを継続した。
妊娠初期(6週~20週)の経過とレッスン内容をまとめた。
<妊娠初期の経過>
妊娠初期も、つわり等はなく、食欲はやや低下気味もごはんも問題なく食べていた。
6週0日
妊娠確定、妊婦体重±0㎏、出血等なく血圧や尿蛋白、浮腫に異常なし
9週2日
妊婦体重:±0㎏、血圧や尿蛋白、浮腫等なし 頭殿長28.31mm
13週1日
妊婦体重:±0㎏、血圧や浮腫問題なく、軽度の尿蛋白あるも先生からは
経過観察でよいと特に何も言われず
17週2日
妊婦体重:+2.6㎏、血圧、浮腫、尿蛋白に問題なし
20週1日
妊婦体重:+4㎏、血圧、浮腫はなし、尿蛋白±も医師からは何も言われず
胎児の推定体重:291g、胎児ドックで実施も二分脊椎や脳や心臓等に奇形なし
と診断で一安心。
<バレエレッスンの内容>
・妊娠確定時より始めたばかりのポワントクラスはお休みする旨を先生へ伝える
・レッスン頻度は週2回90分。
・レッスンクラスレベルは、入門、入門初級、初級、中級の4つあるうち、今まで通り 初級と中級クラスを受ける。
・レッスン内容は片手バー、センター、振り付け。
このバレエ教室は基礎練習はクラシックバレエだが、振りでは、クラシックのバリエーションは一切やらず、jpopや洋楽、ネオクラシックなどの曲に先生が降り付け1か月ほどかけて1曲を完成させるスタイル
・先生よりジャンプなどや無理をしないでと言われていたので、サンジュマンやグランパディシャは衝撃をコントロールできる範囲で実施。
・レッスン内容は、バー、センター、降り付け。
私が通っていたバレエ教室では、レッスン自体はがっちりクラシックをベースにするが、降りクラシックのバリエーションではなく、先生の好きな曲、
妊娠中も運動(バレエ)を続けてみた④ 妊娠中の体の変化
妊娠中もバレエを続けていく、母子ともに健康でいる、この二つを達成するために、
引き続きお勉強をする。
今回は、the pregnant athleteや母子手帳を元に、妊娠中の体の変化とそれに対しての注意点をまとめてみた。
・循環血液量の増加→
体内の必要な血液量が増えるので、運動する際は特にこまめな
水分補給に注意が必要。
・骨盤周囲の靭帯がゆるくなる→
オーバーワークやストレッチのやり過ぎによるケガに注意
・姿勢の変化→
骨盤周囲の靭帯がゆるくなること、お腹が大きくなることで反り腰、
スウェイバック姿勢など腰痛を惹起する不良姿勢になりやすいため、
コアエクササイズを取り入れることが重要。
・貧血になりやすい→
体内の血液量が増えることも起因するらしい。私は妊娠期を通してHb11後半と問題 なく経過。貧血になると疲れやすくなるので、より注意が必要で、バランスの良い食事を心がけること。つわりがひどいときには無理をしないのが賢明。
・妊婦シンドローム→
私が勝手に名付けた笑。気分の浮き沈みが激しくなったり、
忘れっぽくなるらしい。運動により気分の浮き沈みが
落ち着いたりする効果が期待できるとのこと。確かに、バレエ前はもやもやしても
踊ると気分晴れやかになった。
・むくみや便秘になりやすくなる→
腸管や血管も緩むようで、むくみ、便秘になりやすい様だが、
逆にこれらは運動することで解消されやすいらしい。
確かにレッスンの翌日は快便だった笑
妊娠中の体の変化や症状の中に、運動時に注意しなければならないこともあるけれど、逆に症状改善が期待できるのもあるので、この点は運動継続するいいモチベーションになりそうと感じた
妊娠中も運動(バレエ)を続けてみた③ 妊娠中の運動について、お勉強したことまとめ
the pregnant athelete によると、ACOG(the American Congress of Obsterians and Gynecologist:米国の産婦人科学会?的な感じ)では、
妊娠中の運動継続は、妊婦の健康と正常な分娩に寄与し、以下のような効果が得られると述べていた。
<妊娠中の運動効果>
・エネルギー消費の増加
・妊娠期のうつ症状の軽減および改善
・筋力や体力、筋緊張の維持および改善
・睡眠の質の向上
・腰痛や便秘、むくみの緩和
・妊娠糖尿病の予防
まとめると、妊娠に伴うからだの変化から生じるハードな妊娠生活を乗り切るため、精神力・筋力・体力を維持するのに、運動は有効であるということらしい。
ただ、新しい運動は避けるようにと書かれていた。
一方で運動はやらない方が良いケース、運動を中止すべき妊娠中の症状についても紹介していた。
〈運動をやらない方が良いケース〉
・重篤な心臓や肺疾患を持つ方
・頸管無力症
・28週以降に前置胎盤と診断された方
・妊娠高血圧症
・妊娠初期の出血
・早産の経験
・多胎児出産
・破水
〈妊娠時の運動を中止すべき兆候〉
・膣からの持続的な出血
・持続的なめまいおよび疲労感
・重度の頭痛や筋肉疲労
・下肢の病的なむくみおよび痛み
・子宮収縮
・胎動の明らかな減少
・破水時、羊水の流出
洋書なので私なりに和訳するとこんな感じ。
私はどちらも該当しなかたったし、この図書でも、サイトでも紹介されていたが妊娠初期の流産は染色体異常によるものが原因らしく母体による原因はほぼないということで、これも私が運動を継続するにいたった理由です。
ちなみに、禁忌事項についてまとめてある日本語サイトを発見しました。
妊娠中も運動(バレエ)を続けてみた② バレエの先生に報告
妊娠が確定したその週末、バレエレッスンがあったので先生の報告することにした。
私「先生、私、妊娠しました。でもレッスンは続けてよいですか」
先生「あ、そうなんだ、おめでとう。分かった。無理はしないでね。」
意外とあっさり了承。先生、本当にありがとうございます。先生自身も2児のママで妊娠中もレッスンを継続していた経験があることが大きかった様子。
先生の了承ももらい、自分とお腹の中の子と安全にバレエを継続するために、自分でも妊娠中の運動について、勉強することに。
参考にした図書は「the pregnant athlete」。こちらはその妊娠中も運動を継続していたパラアスリート選手も読んでいた図書。題名から察するに洋書。読むの大変だった・・。
ちなみに旦那さんも私が運動を継続することに快く了承してくれた。
私が医療系職種だから、無理しないと信じてくれていたことと、マタニティブルー予防になればと思ったみたい。
つづく
妊娠中も運動(バレエ)を続けてみた 「妊娠確定」
妊娠初期から後期まで運動(バレエ)を続けた様子を綴っています。
2018年5月31日、産婦人科にて胎嚢確認され、妊娠確定しました。妊娠6週0日
妊娠して真っ先に思ったこと、妊娠中も運動(バレエ)を継続して良いの?
というか継続したい・・。
先生に思い切って聞いてみた。
「妊娠初期は不安定な時期なのでお勧めしません。
安定期に入ってからが一般的ですね。」
ちーーん。
でも、やっっていはいけない、と禁止はされなかったよね。
ということで自分で果たして本当に妊娠初期の運動はいけないのか、
調べてみた。
結果、どのサイトにも明確なことはかかれておらず。
そんな中、産婦人科医とパラアスリート選手の対談記事に辿り着く。
彼女は妊娠確定してからも医師より助言をもらい、
また彼女自身でも妊娠中の運動についてどのように注意したらよいのか
勉強しながら運動を継続していたことが書かれていた。
この記事に励まされ、私も運動(バレエ)を継続することにしました。
つづく